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2017年10月23日
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SEOとは(その2)

2009年10月02日

検索エンジン最適化(SEO)ついて、検索エンジンを提供する側から考えてみましょう。


検索エンジンを提供する側では、SEO対策をどう受け止めているだろうか。


検索エンジンを提供する立場としては、「良い検索エンジンにすること」が行動原理でしょう。

また、検索エンジンの使用は無料ですが提供にはコストがかかるので、「結果として間接的に利益が生じること」が必要でしょう。


これを考えると、以下のことが言えると思います(今回はいきなり結論から始まります)


 

「内容が良くないHPを無理に上位表示させようとする手法は悪」
検索エンジンの品質が問われます。


「見た人が満足するようなHPへ改良する手法は善」
利用者が増え、または定着し、広告収入を得ることができます。


話しを少し掘り下げてみましょう。

「アクセシビリティ」 (accessibility : 様々な状況への対応性・利用しやすさ)

「ユーザビリティ」 (usability : 見やすさ・分かりやすさ・使いやすさ)


という言葉は聞いたことがあるでしょうか。

私はどの様なものか把握をしていたつもりでしたが、最初はアクセシビリティを「アクセシビリティ」と覚えていました。
「アクセンシビリティ」と書いてあるHPはいくつかありますが、yahooで調べたときに、「アクセシビリティではありませんか?」と表示され、間違いを正すことができました(すごいぞyahoo!)。


「アクセシビリティ」は「環境」の立場、「ユーザビリティ」は「人」の立場からの「良いこと」と理解すると分かりやすいかも知れません。


アクセシビリティとは、色々なパソコン環境・利用環境・身体的な環境などを考えた場合の性能です。


これが「良いこと」とされる理由は、社会的要請というのがまず第一であると思われますが、検索エンジンの提供側・順位づけのアルゴリズムを作成した人が、どの様な人かということを考えると重要性が高いということが推測されます。


インデックス・アルゴリズムはプログラムにより行われますので、当然にプログラムの知識がある方が考えます。

プログラムは、ただ作ればOKというものではなく、「正しく動くのか」という検証が必要になります。

通常、「デバッグ」と呼ばれるものはプログラムを作成する段階での誤りを修正することですが、作成後の検証も「デバッグ」作業に含まれます。

さて、「正しく動く」の前提にあるのが、使用者の行動ですが、「一般の人が行うであろう動作」のみで検証すると、「予期せぬ動作」があった場合は「正しく動かない」かもしれません。

したがって、デバッグを行うときは、様々なケースで実験してみて確認するという作業を行います。
これが大変な時間・労力を必要とします。

ですが、経験を積むことにより、その「予期せぬ動作」も「予期できる動作」となるので、プログラムを作成する段階で既に考慮し、作成後のデバック(検証)の負担を減らすことになります。

すなわち、プログラマーには潜在的意識として、様々な状況を想定することが「良いことである」という意識があり、インデックス・アルゴリズムにおいても該当するであろうということが推測されます。

これはプログラマーに限ったことではなく、例えば掃除機の製造で考えますと、「電圧の違いに配慮する」「足にぶつかった時を考慮し角を丸くする」などといったことも該当します。



インターネットで考えると、どの様な状況が考えられるでしょうか。

前回の「SEOとは(その1)」にも少し書きましたが、


国が違うかもしれない。
言葉が違うかもしれない。
文化が違うかもしれない。
パソコンの性能が違うかもしれない。
OSが違うかもしれない。
ブラウザが違うかもしれない。
回線速度が違うかもしれない。
画面の大きさ、解像度が違うかもしれない。
表示色数が異なるかもしれない。
料金体系が異なるかもしれない。
目や体が不自由な人が見るかもしれない。
老若男女の違いもある。

主だったところを列挙しましたが、考えるとまだまだありそうです。

本当の意味でアクセシビリティを完全にするならば、情報工学の他に、医学や心理学、社会福祉学、環境学といった分野を全て極めれば可能だと思いますが、SEO対策では現実的に出来る範囲で行うことになります。


具体的には、

・HPの表示サイズを可変にするか、ひとまわり小さくする。
(まだまだ解像度の低いディスプレイを使用している人がいます)

・ページの容量を少なくする。
(すべての人が光回線・ブロードバンドとは限りません)

・文字の色を見やすくする。
(背景と似た色だと目の不自由な方には見にくいHPとなります)

・文字の大きさを可変にする。
(上記と同様に目の不自由な方のため)

・画像の説明をきちんと行う。
(その1で述べた音声ブラウザにも対応)

・ソースに気を遣う。
(他のブラウザで対応していない記述は極力避ける。フレーム対応でないブラウザがあるためフレームは避ける)

・テキストリンクに気を遣う。
(下線がない場合や、テキスト部分が短い場合、クリックしにくいものとなります)

などが有名ですが、細かいものを挙げると50以上の項目があると思います。


当社の不動産部のHPもアクセシビリティ向上を図っていますが、まだまだ不十分で発展途上の状態にあります。現状に満足しないで、良いHPに向けて継続的に改良していきたいと思います(多くのお客様が何回見てもストレスを感じないように)。

なお、アクセシビリティを追求したい方は、下記の所を見てみてください。

NTTデータさんのチェックサイトHAREL

経済産業省 ・・・ 右上の検索窓に「アクセシビリティ」

JIS規格 ・・・ JIS検索から入って1番下のキーワード検索に「アクセシビリティ」

W3Cのアクセシビリティ和訳



アクセシビリティを長く書いてしまいましたので、「ユーザビリティ」は簡単に済ませたいと思います。


ユーザビリティとは、「人」の使いやすさの視点からの性能です。

中味としてはアクセシビリティと重複するものがありますが、主なものを列挙すると次のものがあります。

・入力フォームの入力しやすさ
・横スクロールを避ける
・下位の階層からの復帰および下位階層で事が済む対策
・配色に一定の法則を持たせる。
・専門用語は極力避ける。
・別ウィンドウ表示は極力避ける。
・文字サイズの変更ができる。
・デッドリンクを生じさせない。
・関係のあるコンテンツをまとめる。

などなど。


私は、現在の検索エンジンは、アクセシビリティ・ユーザビリティの向上を図ったHPに対し良い評価を行うことにより、良い検索エンジンにしようと考えているのではないかと感じています。


SEO対策の結果として上位表示を望むならば、SEOはこれらの正攻法を重視することが必要となり、そうしたHPがインターネットの世界を埋め尽くすならば、さらにインターネットが便利なものとなるのでしょう。


検索エンジン提供側は、SEOというものが生まれたことを逆手に取り(または利用し)、多くのHPを間接的に更正することにより、良い検索エンジンとなることを狙っているのではないでしょうか。
(本日のオチです)



開眼してください。

あるキーワードで検索した時に、「なぜこのHPが上位に表示されているのか」と感じた場合、一見なんでもないようなHPや、一見不格好なHPでも、実は繊細な配慮がなされているかもしれません。

また、もし上位に表示されていたとしても、暖かさ・親しみやすさ・真面目さ等、コンピューターでは分かりにくいことを欠くことがないようにしたいものです。
 

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