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2017年10月23日
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タイムラグ

2010年05月25日
SEOは一般に時間がかかるものと言われています。

これは、検索エンジンが、常に全てのホームページを見ることができないことに起因します。

例えば、ある日にサイトを修正したとしても、検索エンジンが見に来てくれなければ、その修正を把握してもらうことはできません。

また、検索順位上昇の要因として、外部との関係(リンクのこと)がありますので、自サイトだけを見て貰うことができれば良いというものではなく、リンクを張ってもらっているサイトも見て貰う必要があります。

検索エンジンに登録(インデックス登録)というのを聞いたことがあるでしょうか。


これは、yahooやgoogle内のパソコン(ここではデータ保管・処理が主の機械・マシンです)にデータとして保存されることです。

検索エンジンは、自らが貯めたデータに基づいて検索順位を決定しますので、SEOでは、まずは検索エンジンにデータとして保存されることが必要となります。

先ほど、「外部の他のサイトも見て貰わなければならない」と書きましたが、外部からのリンクも、その外部のサイトが検索エンジンに登録されないと、検索エンジンは何ら評価をしてくれないことになります。

よって、順位上昇のためには、「インデックスされる」というのが必須条件になり、サイトマップ送信や、インデックスされやすい状態に保つということが必要となり、また、リンクを張ってくれているサイトの質も重要となります。


インデックスは最初にされればいいんじゃないの・・・?
という疑問が生まれると思います。


yahooやgoogleは全世界のホームページを探してはインデックス登録ということをしていますが、物理的に全ての世界の全てのサイト・各ページを登録するというのは不可能とされます。

また、仮に可能であっても、順位決定の評価の段階で、それら全てを考慮しないとなると、とても時間がかかり、実効性がなくなるため、インデックスの段階でもインデックスの要否が判断されることになります。

よく「インデックスアップデート」という言葉が、SEOのサイトやブログで話題になりますが、これは、検索エンジン側のパソコンに保存されているデータの更新(と他の作業があると思われます)を意味し、1回登録されたからといって、再登録されるかどうかは、まさにサイトの質・他のサイトからのリンクが重要な要因となります。

色々なところからリンクを張って貰うというのは、

「検索エンジンから見つけて貰いやすくする」
「リンクを張ってくれているところがインデックスから外された場合を考慮しての危険の分散」
「より多くのサイトから信頼されていることのアピール」という意味があることになります。

SEOに時間がかかるというのは、まずはこの、自サイト・他サイトの「インデックス」に係るタイムラグ(時間的な遅延)が理由となります。


次に、検索エンジンは一度インデックス登録したからといって、次回の更新までに、その保存データを継続して評価の対象とするのかという問題があります。


これは「否」です。なぜかというと、1度インデックス登録された後に、まったく違うサイトへと変更する人が現れるからです。また、サイト作成者の都合で、削除されたサイト・ページが存在するからです。

したがって、検索エンジンは、インデックスされたものの監視、新たなサイトの発掘(ここでは更新ではなく追加の意味)のために、クローラーという巡回ロボット・巡回プログラム(要は人ではなくパソコン自体がネットサーフィンすること。ネットサーフィンという言葉は何やらノスタルジックな感じですね)を使用して、適時に色々なサイトを見ることになります。

あるサイトを修正したとしても、クローラーがまずは来てくれないと、何ら効果・評価へ反映されないことから、ここでも「タイムラグ」が生じることになります。

ここでの1番重要なところは、当該クローラーは、何を基準として自サイトを見に来てくれるのかということです。
毎日見に来てくれるサイト・1週間に一度・1か月に1度、様々なケースがあります。

最終クロール日は、yahooであれば、普通の「検索設定」で「最終クロール日を表示」とすれば把握できますし、yahoo提供のサイトエクスプローラーという管理ツールを使用しても容易に把握することができます。

したがって、あるページ・サイトが「どの程度の期間で見られているのか」ということは知ることができます。
しかし、どのような基準でクロールしているのかという点は明かされていませんので不明となります。


この段階で、「インデックス」「クロール」という2つのタイムラグが話しとして出てきました。


次に(そう、まだあるんですよ)、インデックスされ、クロールされたとして、サイト・ページの修正がどのタイミングで検索結果に反映されるのか。

今現在のyahooでは、ここが1番問題となっていると思います。

コロコロ頻繁に順位が変更されている「キーワード」、全く変更されている気配がない「キーワード」、順位にしても、上位陣・中位・下位のそれぞれ順位変更の具合が異なると思われる「キーワード」、様々なものがあります。

順位が変更されるということは、つまりは「評価替え」が行われるということです。

今は、この「評価替え」が、全体的・平均的に行われていない状態となっています。
(インデックス・アルゴリズムのアップデートの場合は全体的なものです。ただし、物理的制限で平均的とは言えません。)

新規参入の多いものが頻繁に「評価替え」されているのか、最新の情報が有用と判断される種類のサイトが頻繁に「評価替え」が行われているのか、社会一般への影響力の大きさで区別されているのか。

これも明かされていないため、意図的な差別・ラグなのか、不本意な差別・ラグなのか、いずれにせよ不明となります。ですが、SEO上、ここはとても重要な点です。

なぜかというと、コロコロ順位が上下している「キーワード」での順位アップを目的とするのか、全く変化が見られない「キーワード」での順位アップを目的とするのかで、対応策が異なるどころか、SEOの施策の要否が問われます。

私は色々なSEOのサイトやブログを見るのですが、あるサイトに、
「最近SEO関係のブログに、熱が感じられなくなった。昔はもっとあーでもない、こーでもないというのが多かった。」という記事が書かれているのを見かけました。
(私も「あーでもこーでも」系の話しは好きな方です。数多く「あーでもこーでも」系の記事を書いてくれる所は、例え多少の間違いがあったとしても多角的な視点があり、それを言葉を選んで記事として形をもって表現・実現しているので、凄いなと思います)

昔は(といっても、1年くらい前の話し)、今に比べて、「あるサイトがこうであれば、他もそう」「あるキーワードの順位がそうであれば、違うキーワードでもそう」というものが多かった気がします。

したがって、自分が関与しているキーワード群、業種群にかかわらず、全体的な話しとして共感できるところがあり、とても参考になり、生かすことができ、疑問も少なかったのだと思います。

ですが、「参考になり、考える材料となる」けれども、「どうも自分の場合とかぶらない、自分の場合とケースが異なる」という状態となれば、反応・共感が薄くなります。

また、「自分の場合だとこうである」のに、「どうも他では違うみたい」であれば、滅多なことは言えない・書けない状態となります。

おそらくは、今年に入ってから、「評価基準・評価の対象となるものの選択基準」に差別化が進んだのではないかと考えています。

これに共感できる方は、おそらくは同じケースに該当し、共感できない方は、違うケース。つまり、それこそ差別化が進んだ証拠なのではないかと思います。

google・bingは大丈夫ですが、yahooに関しては、私は「なにやらかみ合っていた歯車がくるった」ような感覚を否めません。「こうしたら、このくらいの時間でこうなる」という所が、以前よりも「あいまい」となっている感じです。(さすがyahoo!なかなかやりおる!)

各検索エンジンが、アップデートで評価の基準を変えるため、SEOを実施する側での認知に係る「タイムラグ」も、SEOに時間がかかる原因と言えると考えます。つまり、歯車のかけ直しです。


検索エンジンの「不確実性」が増せば、SEOは一層「あやしい」ものとなりますが、「不確実性」が増せば、よりSEOの「必要性」が高まります(確実化するための投資が必要となります)。


SEO関係者は、コロコロ法律が変わる専制国家の国民のようなものだと思いますが(SEOに限らず、パソコン関係は総じて該当すると思います。そう考えると、検索エンジン側も、王である一方で専制国家の1国民であると思われます。私は理系出身ですが、これに不安を感じ文系へ流れました)、逆風に負けずに、これを追い風に変えて、各SEO会社・SEO関係者には頑張ってもらいたいと思います。


なお、今回はラグ(lag)をからめて書いてみましたが、一般に経済学でのラグの種類には次のようなものがあります。主体として政府が想定されます。

認知ラグ・・・政策が必要か判断するまでの時間。
実施ラグ・・・必要性が把握されてから実施されるまでの時間。
波及ラグ・・・実施された政策が経済に反映されるまでの時間。

SEO上でも、「主体」を検索エンジンとするか、サイト運営者とするかで、いろいろと場合分けが可能かと思います。

「ラグ」のスペルを確認していたら(翻訳サイトで)かっこいい言い回しがありましたので、是非使ってください(笑)

Hmm... think I'm lagging again. : うーん、なんかまたラグってるみたい。


なお、当ブログは1週間に1度、週末あたりに更新という形で進めていましたが、不動産鑑定士の試験があと2か月後に迫ってきたこともあり、よほどのことがない限り(各種アップデート等)、8月までは一時休載と致します。せっかく訪れてきてくれた方が残念な思いをするのは忍びないので、ここで報告をしておきます。

この記事も、考えのまとめ、掲載してからの体裁の調整等、1時間以上は消費されていますが、1時間もあれば目の下の熊も多少薄くなるものと思われます(笑)。申し訳ありませんが、ご了承ください。


余談となりますが、いま国では仕訳が行われ、いろいろな業務の改善が図られていますが、これはムダの削減のためのものです。
一方で、子供手当などの福祉は、問題は抱えていますが、有用なことへの評価・援助です。
それはいいとして、前々から思っていたのですが、国はネットをどのように評価しているのでしょうか。
検索エンジンは、今のネット社会を支える基盤、既に公共の福祉に資する立場だと思います。
政府も各自治体も、検索エンジンに多大な恩恵を得ていると思います。
いままでの功績を評価し、国は検索エンジンの提供側にしかるべき恩恵を与えるべきだとは思いますが、現在はどうなっているのでしょうか?(現実問題として、寄与度を測るのは困難だと思いますが。また、これを考えるとテレビ局との関係も問題ですね。テレビ局は凄い貰ってそうですがどうなのでしょうか?)
国が関与すると民間圧迫に繋がり、繁栄が阻害されると考え、補助政策を行っていないのか、私が知らないだけで行われているのか。
そのうち調べておきます。




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