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2017年10月23日
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SEOと文字のコントラスト

2010年04月23日

今回はSEO上でスパムとされている隠し文字について、アクセシビリティを絡めて書いてみたいと思います。


隠し文字については、yahoo・google ともにガイドラインでスパムと扱っていますので、その良否については争いはないところでしょう。


ただし、その基準については詳しく書いてなかったと思います。

いったいどこまでがスパムで、どこからがスパムではないのか。

 

というのも、仮に隠し文字でスパムと認定、または減点対象となるならば、

例えば背景と文字色が完全に一致するならば「隠し文字」と認定されるのは当然だと思います。


しかし、完全に一致でないにしろ、とても似た色で通常では見にくいといったケースだとどうなのでしょう。
この場合、色は微妙に違います(色をパソコン用に数値で表した場合の、その数値が異なる)が、明らかに見にくいものは当然スパムの対象となるように基準を設定していることと思います。

この基準が問題となります。


なぜならば、「隠し文字のつもりがないのに、隠し文字扱いとされる」というケースが発生するおそれがあるからです。
また、本来隠し文字としての減点はなく、バリアフリー(アクセシビリティ)の観点で減点がある可能性があるからです。
 


ここで参考となるのがW3C(World Wide Web Consortium)の基準です。


まずは、私が愛用していた自作のカラーチェック用ファイル(エクセル)をアップしておきます。

これは、太枠黄色の部分に「背景色」「文字色」を入力またはコピペ(カラーコードで。#有り無しどちらでもOKです)すると、下にW3C基準での判定がなされるといったものです。

ネット上にも判定ツールは色々とありますが、後学の為に作成してそのまま使用していたものとなります。
明度差125以上、色差500以上でOKという判定です。


yahoo・googleがこれをそのまま採用している可能性もありますし、独自の基準を設けている可能性もあります。

数式としては、少しプログラムをかじった程度で十分理解できるものなので、追加変更はとても容易なものです。


しかし、ここで問題発生です。

この基準はW3Cで2008年12月に改訂されており、これによりJIS規格も今年8月(と書いてあったサイトがありました)に改正される見通しとのことです。
 


私としては、googleはともかく、yahooは移行期であるため、以前のままの基準だと思っていますがどうなのでしょうか。
googleについては、以前の公式ブログで隠し文字について言及していることが目立ちましたので、この動向を反映させた可能性があると考えます。
ただ、新しい基準だと計算が複雑なので、そこまでやるのかという意見もあります。


ここで特筆すべきなのは、新しい基準では、色のコントラストに「文字の大きさ」も関係しているということです。

どういうことかといいますと、同じ背景色・文字色であっても、

大きい文字で基準をクリアしているのに、文字が小さいと基準をクリアしないというケースが発生します。つまり、文字が大きければ「見やすい」ため基準が甘くなるといったものです。


うーん。ネット上には新基準のチェックツールを公開している所がありますので、それで少しチェックしてみようかなとか考えてしまいます。

もしくは、小さい文字をひとまわり大きくする等の施策もアリかなと思います。


以上の話しは、仮に検索エンジンが背景色・文字色を正しく認識していた場合の想定ケースです。


えっ?検索エンジンは当然きちんと認識しているんじゃないの?と思われるかも知れませんが、私はソースによりけりだと思います。


例えば、HPの背景色としてを設定していた場合に、テーブルの背景を、文字色をと指定していた場合、人間が見れば、画面上の当該テーブルは青背景に白文字で表示されてるように見えます。

この程度であれば、検索エンジンも「白の上に青、そしてその上に白」と正しく認識するでしょう。


しかし、HP背景が、テーブル背景を、各セルの背景を、そしてそのセルの中にまたテーブルがあり、当該テーブルの背景は、文字色はなどと、テーブルを多用している場合にも正しく認識してくれるのか、これはちょっと疑問です。(文章で書くと極論に思われがちですが、SEOを意識しないと、ごく自然にこのような状態になる一般的なケースです) 検索エンジンは、人間みたいに画面上で色を判断するのではなく、あくまでもソースを読んで把握します。


また、各色の指定をCSSで指定していたり、表示ページ(トップページなど)の方で指定していたりと、指定の仕方がバラバラな場合も正しく認識してくれるのか。


以上のケースを考慮した対策としては、

1.面倒ならば、HPの文字色は黒以外は使用しない。背景は白。
(役所関係のHPは、だいたい背景が白の文字色が黒ではありませんか?役所関係はバリアフリーにとても敏感です。個人的には文字は少しグレーの方が目に優しいと思います)
2.色指定はすべてCSSの外部ファイルで指定する。
3.背景と文字色をなるべく同一の記述(一緒の場所に)で書いておく。
4.スタイルシートがない場合でも正しく表示されるかチェックする。
5.後々を考え、小さい文字を少し大きく修正する。
6.ソースをよくながめる。


私がアンチテーブル派(とはいえ、当社HPでも使用していますが)なのは、こうした理由もあります。

また、私は検索エンジンはCSSも見て判断していると信じていますが、だからと言って検索エンジンがCSSを見ていない場合の「危険性」を考えないでおくのはダメだと思います。

 






 

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