忍者ブログ

[PR]

2017年10月23日
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

人を意識したHP運営。

2010年11月14日
「人を意識した」と大仰なタイトルをつけてみましたが、ことパソコン関係では最近これが軽視されていると思います。

昔のプログラマーは、どのような環境にもきちんと動作するように、どのような操作をしてもバグが発生しないように、なるべく快適に動作するように重複する部分を無理して使うといったことを大切にしていました。

つまり、人それぞれ(パソコン能力やパソコン環境など)であることを認識して、できるだけ多くの人にとって良いソフトを作ろうという気概があったように感じます。

ところが現在は、ウィルス対策ソフトなのに、まるでウィルスのようにパソコンの動作を異常に重くするソフトがあったり、デバッグ(バグを取り除く)作業をあまりしないで販売し、後から修正プログラムで修正するといった傾向が見られます。また、操作が異様に難しいサイトもあります。



ただ、デバッグについては、これを完璧に行うとすると、それをしている間にライバル会社が似たようなソフトを発売してしまったり、技術進歩がなされ時代遅れとなる可能性があるので、これを実現しようとすると本当に「過労死」が発生してしまい、現実的には無理難題かもしれません。

さて、ソフト開発ではなくて、サイト運営・作成についても「人を意識する」ことは大切であることは、私のこのブログで何回も記事にしました。気になる方は過去記事をのぞいてみてください(ただしSEO上の考えは現在と異なる点も多くあると思いますので、鵜呑みにしないよう注意です)。

「ユーザビリティ・アクセシビリティ」の二つの言葉です。


そこで、どのような人がサイトを訪問しているのか、現在の当社のHPから解析してみましょう。

1.OS(オペレーティングシステム)の状況

OSは、ウィンドウズXPがダントツ1位で概ね60%、次点でウィンドウズビスタが23%、3位がウィンドウズ7で14%。ウィンドウズ98は0.2%いらっしゃいますが、ウィンドウズ95は0%という結果です。マック使用者は2%となっております。

2.ブラウザ(HP閲覧ソフト)の状況


ブラウザは、IE(インターネットエクスプローラー)が全体の90%で、内訳は、バージョン8.0が58%、バージョン6.0が23%、バージョン7.0が19%ほどです。次点がFirefoxで6%、3位がSafariで2%となっています。

3.画面の解像度(最近は、ディスプレイの物理的な点の数ではなく、画面を、どれだけの点を表示させる範囲とするかという意味で使われます)

画面の解像度は、1024×768が1位で29%、2位が1280×1024で19%、3位が1280×800で15%、4位が1366×768で9%、5位が1680×1050で4%、6位が1920×1080で3%、7位が1440×900で3%です。なお、ipad等の小型モバイルからのアクセスはOSと解像度で判断でき、当社HPは全ての機種を合計して1%程となります。

4.回線速度

光回線や高速ADSLが1位で47%、普通のADSLが2位で25%、ケーブルテレビ等が3位で3%、昔のダイアルアップでも2%、ISDNは1%となっております。


この他にも考慮すべき事はいくつかありますが、ざっと主要な例を挙げてみましたので少し考察してみましょう。

まずはOSはXPが60%であり、それ以外のほとんどがXPよりも新型なので、ユーザビリティの観点ではXPを基本とした環境を考えることが必要となります。

回線速度は光・高速ADSLが半分程度ですが、それはあくまでパソコン外の話しであって、サイトを閲覧するということは、いったんサイトのソース等の記述や各種画像を閲覧側のパソコンに記録し、それを表示するという処理が必要となります。データを送ってくる速度が速いことと、早く表示することは直接的ではなく、間接的な関係となります。回線は、光を基準として考えることは間違いであるということは、お分かり頂けると思います。

現在XPを使用しているパソコンの環境を考えると、メモリは購入した時からそのままというケース、メモリを増設したケースがあると思いますが、いずれにせよ色々なソフトのアップデート、常駐ソフトの増加等で「かなりヤバイ感じ」だと思います。しかし、現在使用しているソフトを考えると買い換えは「おっくう」であると思われます。

とすると、このような環境でどうなのかということを実験してみなくてはいけません。

ライバルサイトと比べて表示するまでの早さ・色々な機能の動作はどうでしょうか?
誰もがポンポン新型へ買い換えできる環境ではありませんよ。

次にブラウザですが、ソースの記述はブラウザによって反映が異なることが多々あります。
余白のとりかた・ブラウザ毎の特別なコード・フォントなどがありますが、同じブラウザでもバージョンによってタグの対応・非対応がありますので、IEではバージョン6.0を基準に、OSではfirefoxや、マックの方も考慮すべきとなります。

ディスプレイでは、ざっと見た感じで解像度から判断すると、ワイドタイプのディスプレイが30%以上であることが分かりますが、ワイドでない方が60%以上であるので、ワイドでない方を基準として作成する必要があるでしょう。ネット上、横スクロールはあまり受け入れられません。マウスのホイールは通常は縦回転です。

しかしながら、解像度の大きい方が増えてきている状況なので、フォントは大きく、ボタンも大きくしていくような方向の修正が必要かと思います。また、世間を騒がせていて無視できない小型モバイル系ですが、当社HPはまだ1%程度であることが分かり、これとのバランス(小型モバイルへ移行傾向ならば、フォント・ボタンの大きさ修正は必須)を考慮して修正することが必要かと思います。画像を大きくすると容量が大きくなり表示速度が遅くなってしまう点に注意も必要です。

モバイルからのアクセス数は、何のサイトであるのかとか、地域によって大分差があると思いますので、しっかりと把握して対応することが必要かと思います。
あなたの会社のHPでは、モバイルからのアクセスはどの程度ですか?

今回は少し専門的な話しで難しかったと思いますが、googleは表示速度も順位決定の際に考慮していることからSEO上も重要な話しであり、今回の話しを「ないがしろ」にしては、「ただ凄く見えるだけ」のサイトになってしまう危険性があると思います。

私も、「あの機能が欲しい・ここをこうしたい」というのは多々ありますが、訪問者の状況を考えてバランスを上手く取りたいと考えています。

コンバージョンは、商品やサービスの質が1番大きく左右すると思いますが、呼んでもなかなか店員さんが出てこないお店と、すぐ出てきてくれるお店、どちらがいいでしょうか。明らかにお客さんを差別化するお店と、どんなお客さんでも一生懸命対応してくれるお店、どちらがいいでしょうか。

これも「人それぞれ」であることには変わりませんが、そういう事を言っているのではありません(笑)

今回の記事は、サイト作成、修正、SEOでの方針等、色々な判断事項の参考になればいいなと思い書いてみました。

PR