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2017年10月23日
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キーワードの繁華街とドライブイン

2010年12月08日
今週は東京の神田に不動産鑑定の研修に来ています。

想像どおり、ヘビーな内容の講義等が続いており、結構疲れてきた感じがします。

とはいえ、私も不動産のプロの端くれなので、出来る限り研修所やホテルの周囲を散策して街の様子を見てみました。

まず、福島市の駅前は空洞化が問題となっていますが、東京も空洞化は激しい感じがしました。



神田・お茶の水・秋葉原を散策(結構歩きました)してみましたが、人通りが激しい場所・まったくない場所、その差が福島市の比ではありません。人がいない場所=事務所や住宅街というわけでもなく、空き店舗・空き事務所の目立つ場所もありました。

最近は、店舗を出店するならばライバル店から離れるのではなく、出来るだけ近くに出店する方が良いと言われています。これは、鑑定用語では「連たん性(商業の場合は繁華性と言ってもよいでしょう)」と呼ばれ、お客さまは似たお店が集まっている場所を好む傾向があることを表しています。

確かに、人通りの激しいところは秋葉原の様に、似たお店が連たんしています。
他の場所でも、全然お店がなく、人がいないと思いながら歩いていると、急にお店が連なり人も多く歩いているという感じでした(何か美味しそうなお店がありそうな予感です)。

この感覚、ネットで何かを調べている時に似ている気がします。

私は、ネットで何かを調べる時は、「うーん、希望する答えが載っているサイトがないなー・・・。」と思いながら、キーワードの順序を変えたり、キーワードを省略したり、キーワードを追加したりして調べていきます。

そうこうするうちに「当たりキーワード」に到達し、ある程度の答えを得ることが出来るのですが、大体そういう時は答えが載っているサイトが検索結果に連なっています。そして、色々なサイトを手当たり次第見ていきます。

そして、「当たりキーワード」は、とりあえず覚えておきまして、さらに違ったキーワードで検索をしてみるのですが、やっぱり「当たりキーワード」以上の当たりは無く、「当たりキーワード」で再び検索し用事を済ませることが多く、また、次に似た様なものを調べる時は、当該「当たりキーワード」で検索してみることが多いです。

・・・何が言いたいのかといいますと、SEO(SEM含む)の「王道」は、やはり激戦キーワード・ライバル(所在・規模・形態が似たお店)が多いキーワードでの上位獲得なのではないかということです。

「当たりキーワード」の繁華街を探しだし、そこに出店し周りよりも目立つ。

これが、現在の購買心理等に合致した安定的なものではないかと思います。

SEOは、「あるキーワード」での上位表示を目的としますが、SEOをSEO会社に依頼するということは、当然「あるキーワード」で勝ちたいライバル達がいる(しかも多い)ことになります。

つまり、SEOがここまで流行った理由は、依頼者側が顧客の行動を分析し、「連たん性」を意識した結果だと考えます。

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話しは少し変わりまして、「ロングテール」というものがあります。

この言葉は、アクセス数をグラフにした場合のグラフの形状を表現したもので、X軸はアクセス数の多いキーワードから少ないキーワードへ順に並べ、Y軸はアクセス数というふうにしますと、アクセスの少ないキーワード群が、まるで「長い尻尾」の様であるということです。

この言葉は、検索されるキーワードは思ったよりも種類が多く、予想だにつかないキーワードでも、それらのアクセス数を合計すると結構な数(場合によっては半数以上)になるため、ニッチなキーワードを探し出して生かしましょう・・・という時に使用します。

お店で例えるならば、人があまり来ない道でも、周りに他のお店がない場合、人は立ち寄ることがあるといった感じです。山間の国道沿いのドライブインがしっくりくるでしょうか。

「ロングテール」の活用は、特定の場所に拘束されないネットならではの戦略と言えます。ただし、もともと人通りがない所にライバル店が出店した場合は顧客を奪われてしまいます。したがって、「ロングテール」を活用するならば、常に新しいキーワードを発掘すること・数多くのキーワードを使用することが必要です。

月額制のSEO会社に継続的に依頼する場合は、ロングテールの活用はどんどんすべきだと思います。

注意したいのは、数多くのキーワードを使用した場合、主張したいキーワードが薄れてしまうことです。ロングテールの活用場面は、そもそもライバルが少ないキーワードの検索結果なので、トップページではなく、サブページ等で使用することが良いと思います。

また、ロングテールも数多くのサイトが活用し、たまたま「あるキーワード」で複数のサイト(当該キーワードに即応するサイト)が増えた場合は、新しい商店街の発生ということになります。次第に人の目にとまり、訪れる人も増えてくるかもしれません。この場合はトップページに格上げを検討した方が良いかもしれません。

ですので、先に「当たりキーワード」の繁華街が王道と書きましたが、油断は禁物です。ライバル店がどこに出店しているかのチェックは時々してみましょう。


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